三作品目
『SkullMafia』シリーズ初めてのカラーです。
この作品は大失敗に終わりましたが、色々な実験とそれによる教訓が多々生まれ感慨深い作品になりました。
特にこの作品のプロセスは大事なので作業工程を掲載しておきます。
レーザー彫刻
今回は「S8」サイズ想定で割とギリギリの革サイズ約W550mm×D550mm(30.25ds)の革にレーザー彫刻したものです。
実際の彫刻範囲はW400mm×D400mmです。
この時すでに失敗は始まっています。

色入れ:染料
慎重に薄い色から入れて行きます。



色入れ:顔料&マスキング
ここで大失敗を犯します。
革にマスキングテープ…、そしてコンセプトに合わない顔料による彩色
そして止めは顔料の定着の為のクリアラッカーを吹きかけ、無駄に被膜を作る。


パネル張り
気を取り直してパネル張りです。
この作業は乾き待ち時間と向かい合わせの二辺ずつ丁寧に折って留める作業と最後の鋲打ちと、とにかく神経使います。




完成前
ある仕掛けを施してまた時間をおきます。



